ウツミエマ 1977年大阪生まれ 猫と映画と海外ドラマ好き


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カテゴリ:本( 34 )

KANRANSHA×観覧車

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図書館にあった本、日本国中津々浦々、神出鬼没な感じの観覧車のある風景。

どこか奇妙で懐かしい、どこか愉快で不穏な気持ち。

心引かれる写真です〜。


こういう風景に着目するってすごい感性だな。。





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by emabag | 2016-03-08 22:07 | | Comments(0)

ROOM部屋

内容(「BOOK」データベースより)
今日はジャックの5歳の誕生日。ジャックはママと部屋に住んでいます。鍵付きのドアに天窓のある部屋。テレビを見るのが大好きで、アニメの主人公が友だちです。でもジャックは知っています。テレビに映るモノはホントのことではないことを。自分とママと部屋だけがホントのことです―ママが外の世界があることを教えてくれるまでは。誘拐され、監禁された少女に、子供ができてしまったら…。極限状況を生き抜こうとする人間の勇気と気高さ。

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ちょっとこの本、読みづらくて読みづらくて・・・。
五歳の子供の目線&語り口なので・・・さっささっさと読み進められないです。


大人の感覚とは全く違う子供目線から見る過酷な現実・・・というのはおもしろい発想ではあるけど・・もうちょっと短い話なら良いけどこの長さでは途中で「もう、そろそろ大人目線に変わってほしい」と思えてくる・・。






・・・・・・・・多少ネタバレ・・・・・・・・・・・・








解放されてからの後半がちょっとグダグダっとしてるような・・

子供目線と大人目線交互で書かれてもいいんじゃないかと思えました。

あと、犯人のことなんもわからんのでもうちょっと言及してほしいかな・・。

おもしろい着想でいい感じだけど自分の中では何か「すごくおもしろかった!!!」とスパッと言い切れないでいます・・。

映画で観た方が楽かな・・。






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by emabag | 2016-03-05 22:27 | | Comments(0)

居心地の悪い部屋

内容(「BOOK」データベースより)
うっすらと不安な奇想、耐えがたい緊迫感、途方に暮れる心細さ、あの、何ともいたたまれない感じ―。心に深く刻まれる異形の輝きを放つ短編を集めたアンソロジー。
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居心地の悪い部屋

角川書店(角川グループパブリッシング)



「ヘベはジャリを殺す」は短くてわけわからん話だけど、たぶんジョセフ・ゴードンレヴィットあたりの俳優となんか耳ざわりの良い音楽で映像化したらなんか
スタイリッシュでかっこいい雰囲気になるかもな・・・・ていう感じもした。

でも・・・ヘベ?とかジャリ?とかってどういう名前なのか・・
白人じゃないのかな。

まあ、とにかくなんも説明もない話なので想像力たくましくないとどうしようもない。

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「やあ!やってるかい!」はCSIとかクリミナルマインドに出てくる犯人っぽい。


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「ケーキ」もどちらかというと映像化したらなあ思いました。
棚中に並べたアイシングたっぷりのケーキ。
窓の向こうに無表情な犬と猫・・。
不思議な映像になりそう。


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ジュヂィ・バドニッツという作家の「来訪者」という短編がツボでした。

道に迷った夫婦と、家で待つその娘との電話の会話なんだけど、
道に迷った夫婦の言動がだんだん妙になってくる・・・と。


なんとなく随分前に観た「レス」という映画を思いだしました。
この映画はB級で映画始まって速攻オチもすぐわかってしまうのだけど、なんともいえない雰囲気があって私は好きです。
じわじわ来る恐怖、押し寄せる不安、果てしない暗闇。
なんか私も方向オンチでよく車で道に迷ったりするのでこの手の話は恐いです。

「来訪者」の場合、完全なるオチとかないので読者の想像にまかせられると思うけど
ところどころに「あ」て思う部分があり怖いな〜と思います。

-less[レス] [DVD]

クロックワークス



↑写真は怖い感じだけど、この映画はそんなに目を覆うようなシーンは無かったように記憶してます。後味よい話ではないけど、私の中のB級ミステリ&ホラー映画ランキングでは上位に食い込む感じのお気に入りです・・・。




「居心地の悪い部屋」という本は全体的にみんな短い話なので読みやすく、それぞれおもしろかった。

ただ、最後の「喜びと哀愁のトリビアクイズ」だけは野球オンチの私には読みづらかった。





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by emabag | 2016-02-27 22:10 | | Comments(0)
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ヘブンメイカー スタープレイヤー (2)

恒川 光太郎 / KADOKAWA/角川書店



この間読んだスタープレイヤーの続編です。
案の定おもしろかったです。


いちおうファンタジーっぽいけど、いや〜などす黒い部分があって怖いのがなんとも、うれしいです。

これは映像化の予定あるのかな。
原作に忠実に映像化したらR18か〜
でもそのまま・・・・か、そのような雰囲気のままでやってほしいな。

いろんなとこ設定変えたりしてジブリの夏休み映画になったりしたら嫌やな。

実写だと大惨事になる可能性は大きいけど。。ちょっと見てみたいなあ。

アメリカでテレビドラマ化してもおもしろそう〜
登場人物は日本人じゃなくなるだろうけどたぶんアメリカ人だとそれなりにまたおもしろそう。
過去と現在のエピソード織り交ぜてLOSTぽくなりそう。
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by emabag | 2016-02-21 22:44 | | Comments(0)

スタープレイヤー

内容(「BOOK」データベースより)
路上のくじ引きで一等賞を当て、異世界に飛ばされた斉藤夕月(34歳・無職)。そこで10の願いが叶えられる「スタープレイヤー」に選ばれ使途を考えるうち、夕月は自らの暗い欲望や、人の抱える祈りの深さや業を目の当たりにする。折しも、マキオと名乗るスタープレイヤーの男が訪ねてきて、国家民族間の思惑や争いに否応なく巻き込まれていき…。RPG的興奮と神話世界を融合させた異世界ファンタジーの新シリーズ、堂々開幕!
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この作家さんの本はどれ読んでもおもしろいけど。。。。

これもおもしろい!!

まあ、よくこんだけおもしろいこと次から次へと考えられるなって思って、
しかもおもしろいだけじゃなくて人間の嫌な陰湿な感情、ドロドロした欲望、血なまぐさい争いなんかがちゃんと書いてあるところが好きです。

私も10個願いが叶うとしたらどうするかな・・・と考えたときやっぱりきれいごとでは済まされない薄汚い考えが浮かぶだろうな・・て思います。

やっぱり武器庫完備させるだろうなあ・・・・整形して若返って身長も伸ばすか〜とか。

ちょっぴり薄汚くなった大人にぴったりなファンタジーなんかな・・・。
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by emabag | 2016-02-14 22:16 | | Comments(0)

まだなにかある

内容(「BOOK」データベースより)
少年は海で溺れていた…見知らぬ町で目覚めたとき、16歳のセスはそれだけを覚えていた。『混沌の叫び』シリーズ、『怪物はささやく』につづく話題作!全英ベストセラー小説待望の邦訳ついに刊行!

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途中までおもしろいです。

でも・・・・途中から
「あ、そっちか〜!あのいつもの、あの展開かああ〜」ってなります。

展開はありきたりなんけども、雰囲気がとてもおもしろいので最後までどんどん読めました。

現在と過去のエピソードが交互に出てくるから「LOST」みたいなTVドラマできそう。




・・・・・・・・・・・以下「ネタバレ」あり、読んでない方は読まないでください・・・・・・






「マトリックス」と「オープン・ユア・アイズ」混ぜた感じ。
でも映像化するなら(する予定あるのかな〜?)あの管理人のロボコップみたいなん変えてほしい。

あれがロボットだと本当にマトリックスそのもの。

もっと人間ぽいものの方が不気味でおもしろいのになあ、
よれよれのおばあさんがバンから降りてとびかかってきたら怖い。

棺桶がずらりと並んでるのもなあ。。。
なんかマトリックス。

途中まで本当に先が見えなくてわくわくしたぶん、途中からマトリックスになって最後も着地が不確かなのがちょっと不完全燃焼。


でも読んでておもしろかったからなあ。

もう一声!!!ていう感じです。
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by emabag | 2016-02-14 21:59 | | Comments(0)

秋の牢獄

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私はこんな不思議体験できないので本の中で体験させてもらってる感じ。
この作家さんの書く世界は不思議な世界だけど完全なファンタジーじゃなくて
片足はこの世のものでない遠いファンタジーの世界に、片足半分はこのリアルな今の病んだ日本社会そのものの中に置いてる感じなので・・・とても身近に感じる話が多い。

明日は我が身かも、ていうようなワクワク感と背筋がゾッとするような恐怖。
優しい空想の世界と人間の狂気、残酷さ。
胸の辺りにスースーと冷たい風が吹くような切なさ。

ほんわかムードで終わらないところがとっても良いです・・。
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by emabag | 2016-01-15 21:46 | | Comments(0)

少年は残酷な弓を射る

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前に映画で見たけど、映画だと時間無さ過ぎてお母さんの心の中がわかりにくかった。
本だと上下2冊あるのでかなり詳しく書かれてます。

裕福で大きな家もあってお父さんは優しい。
お母さんも優しい。
妹もいい子。
虐待もされてない。

そういう、一見見たらとても平和な家庭で生まれ育ったのに・・なんでこの男の子は
学校で同級生を無惨に殺すことになったのか。。


映画だとあんまりよくはわからなかったけど、本読んで良くわかった事は、お父さんの空振りの愛情。
息子とフリスビーして遊んで、休みの日は博物館へ一緒に出かける、男同士話のよく分かる父親・・・・

実はな〜んも息子の事を見ていなかった!!

という、事なのですが、、

たぶん、結構こういう親は実際に多いんじゃないかと思います。
「子供を愛していないのに愛していると思いこんでる親」
「子供に関心が無いのに関心があると思いこんでる親」

子供が生まれたら自然に当たり前のように愛や母性がわき上がってくるとは限らない・・・という
恐ろしい話です。

恐ろしい話なんだけど最後なんか泣ける。


最近読んだ小説の中では私的にかなりのイチオシ!です。

飽きずに一気に読めて、なかなかの満足感ある一冊です。

でも邦題の「少年は残酷な弓を射る」は美しいタイトルだけど
「We Need to Talk About Kevin」の原題のほうがかなり的確でいいな〜

「ノルウェイの森」がスペインだかイタリアでは「トーキョーブルース」ていうタイトルになってるとかってどこかで読んだけど
「もう既に同じ小説ちゃうやろ!!」てな感じします。


ちょっと駆け足で手短な作りの映画も良かったけど・・・


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by emabag | 2015-12-08 22:39 | | Comments(0)

バンバン!はい死んだ。

内容(「BOOK」データベースより)
突き抜けた意地の悪さが痛快な、イギリスのブラックユーモアの女王、秘蔵の傑作群。ミステリあり、スラップスティックあり、ロマンティックな恋愛ありの、多彩な味わいで贈る日本オリジナル短篇集。本邦初訳多数。

著者について
ミュリエル・スパーク
イギリスを代表する詩人、作家。1918年エディンバラ生まれ。長篇に『死を忘れるな』『ミス・ブロウデイの青春』など多数。2006年、フィレンツェにて88歳で逝去。

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これも・・たぶん、原語で読めたらもっと楽しめるんだろうなあ・・・と思います。
短編集でそれぞれ読みやすく、登場人物も癖のある人たちです。
人間の病んだ部分とか狂気な部分をサラリと描いてます。

でも・・・やっぱり日本語にするとどこか英語で読むより劣るんだろうなあと思います。

星新一をイタリア語にしたら全く別のもんになりそうな気がするのと同じかな。

・・・・とはいえ、楽しめました。
「バンバンはい死んだ」は病んでます。
最後の「クリスマス遁走曲」はなんだか不思議な感じなんだけどそこはかとなく狂気を感じます。


普段、普通に他人と話していても他人の心はわかりません、
「あれ?」と何かを感じても追求できないし、ましてや答えも得られません。

他人の心を覗き見したい場合は本を読むのが一番かなあ。


ななめ目線で深く人間観察してる様子がおもしろい一冊です。
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by emabag | 2015-09-02 19:01 | | Comments(0)

忘れられた巨人

内容(「BOOK」データベースより)
アクセルとベアトリスの老夫婦は、遠い地で暮らす息子に会うため長年暮らした村を後にする。若い戦士、鬼に襲われた少年、老騎士…さまざまな人々に出会いながら雨が降る荒れ野を渡り、森を抜け、謎の霧に満ちた大地を旅するふたりを待つものとは―。失われた記憶や愛、戦いと復讐のこだまを静謐に描くブッカー賞作家の傑作。

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カズオイシグロ・・・「私を離さないで」に引き続き期待を裏切りません〜
ファンタジーかと思って、え〜?て思ったけど・・
最後泣けました、美しい詩のようです・・・。
巨人とは何か・・・がわかったとき今の世の中に問うべき大きな問題が見えてきます。


このイマジネーションの力はすごい・・・

映画化にあたってはおおざっぱなCG満載にしてしまって大コケしないことを切に願います・・・。

村上春樹の小説を英語やスペイン語に翻訳されるともはや、違う小説になってんじゃないかといつも思うけど・・・たぶん、このカズオイシグロも英語で読むときっと全然違うんだろうなあ・・。
とはいえ・・・「私を離さないで」の時も良かったけどこの土屋政雄さんという方の翻訳が私は好きです。

静寂、美、哀しさ、ノスタルジー、木漏れ日からかすかな吐息まで・・・
文章を読んでぜ〜んぶしっかり頭の中で映像化できるのは翻訳の方が上手いからだと思います!!

時々、海外の小説読むと「????」てなってわけわからんことあります。
私の理解力が無い事はあるだろうと思うけど、同時に翻訳がド下手な場合もあると思います〜
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by emabag | 2015-08-19 22:11 | | Comments(0)