ウツミエマ 1977年大阪生まれ 猫と映画と海外ドラマ好き


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カテゴリ:本( 34 )

犯罪/罪悪

本の表紙のデザインが素敵だったので読んでみました。
内容的には読みやすく短いです。
今までも読んだ事あるような聞いた事あるような話なので斬新なものは無いけど
異国の見知らぬ人々の普通でない日常を覗き見る楽しみはあります。
後味悪い話もあるけど・・・・


私は「罪悪」の中にある「秘密」という話が最も短くて怖かったです。
ありがちな話なんだけど、頭の中にその情景を思い浮かべると・・・怖いです。





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一生愛しつづけると誓った妻を殺めた老医師。兄を救うため法廷中を騙そうとする犯罪者一家の息子。彫像『棘を抜く少年』の棘に取り憑かれた博物館警備員。エチオピアの寒村を豊かにした心やさしき銀行強盗。魔に魅入られ、世界の不条理に翻弄される犯罪者たち。弁護士の著者が現実の事件に材を得て、異様な罪を犯した人間たちの哀しさ、愛おしさを鮮やかに描く連作短篇集。文学賞三冠獲得、四十五万部刊行の欧米読書界を驚嘆せしめた傑作!

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内容(「BOOK」データベースより)
ふるさと祭りの最中に突発する、ブラスバンドの男たちによる集団暴行事件。秘密結社イルミナティにかぶれる男子寄宿学校生らの、“生け贄”の生徒へのいじめが引き起こす悲劇。猟奇殺人をもくろむ男を襲う突然の不運。何不自由ない暮らしを送る主婦が続ける窃盗事件。麻薬密売容疑で逮捕された孤独な老人が隠す真犯人。―弁護士の「私」は、さまざまな罪のかたちを静かに語り出す。刑事事件専門の弁護士が、現実の事件に材を得て描きあげた十五の異様な物語。世界各国を驚嘆せしめた傑作『犯罪』の著者による、至高の連作短篇集。ドイツでの発行部数30万部突破。ドイツCDブック賞ベスト朗読賞受賞。

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by emabag | 2015-08-12 19:47 | | Comments(0)

死者たちの七日間


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死者たちの七日間

余 華 / 河出書房新社




め〜っちゃおもしろかったです、
まさかの私好み、ツボな一冊でした。

強制立ち退きで親を生き埋めにされた少女、レストランで火事になっても代金払わないと逃げさせてもらえない・・・とか、日本じゃ考えられないような中国の狂気が怖い。

その狂気と同時に美しい愛の絆あり、涙がこぼれそうな切ない回想あり・・・

恐るべき中国。
そして美しき中国。


中国は死んだ人に紙で出来たお札とかiphoneとか持たせるってどこかで聞いたけど・・それがもの凄く納得出来る感じ。

おすすめの一冊です〜
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by emabag | 2015-05-29 20:17 | | Comments(0)

夜の底は柔らかな幻


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内容(「BOOK」データベースより)
特殊能力を持つ“在色者”たちが、“途鎖国”の山深くに集まる“闇月”。殺戮の風が、次第に暴れ始める―。殺人者たちの宴が、幕を開ける。


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恩田陸さんはいつもあんまり状況や前後関係、 言葉の意味など説明とかないままどんどん話進んでいったりします。

「あいつは・・・ウラなのか!??」とかいう台詞があるけど・・・

ウラってなんなのかよくわからんまま終わっちゃいました。


でもおもしろいです・・。
どんどん読めます。
よくもこんなこと思いついたなあ・・・と思うような不思議感覚の世界。

余計な説明がないからこそ想像力フル回転できるし、
見たことも無い世界に引きずり込まれる感じです。

ラストは駆け足で、ぱぱぱぱっと済ませた感じで疑問は多く残るけど・・・でも満足です。
十分楽しめたです。


映像化したらおもしろいかなと思います。
でもしょぼいもんになったらつまらんのでアニメの方がいいかも・・。
なんか読んでてAKIRAを思い出しました。


なんとなく思い浮かぶ顔のイメージとしてはこんなんかな・・。

ミクニ・・・菅野美穂
カツラギ・・・なんとなくバンコランが思い浮かぶ・・。
ジュンイチ・・・小栗旬
クロヅカ・・・・コ・ス
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by emabag | 2015-02-21 22:39 | | Comments(0)

わくらば日記



読んでてどこか懐かしい(私生まれる前の時代のことですが)感じです。

私も小学生の頃、おばけ煙突のことを先生から教えてもらってすごく不思議な気持ちになったのを覚えています。友達の住んでる団地の五階からおばけ煙突が見えました。
なぜかその友達の勉強机の棚に漫画雑誌「りぼん」が並んでいて年号が「1987年」と書いてあるのをはっきり覚えてます。


この小説の設定は昭和30年代だったっけ・・だいぶ昔のことです。
続編があるのかなあ?ちょっと中途半端なところで終わってます。

私も40近くなってきたので・・・

こういう子供時代の遠い思い出を描いたようなものを読むと切なくて胸がきりきりっとしてくるような・・・でも人生っていいなああと温かくなるような・・

微妙な狭間にいる気がします。

続編あるならたのしみ〜





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内容(「BOOK」データベースより)
昭和三〇年代。当時私は東京の下町で母さまと姉さまと三人、貧しいながらも仲むつまじく過ごしておりました。姉さまは、抜けるように色が白く病弱で、私とは似ても似つかぬほど美しい人でしたが、私たちは、それは仲の良い姉妹でした。ただ、姉さまには普通の人とは違う力があったのです。それは、人であれ、物であれ、それらの記憶を読み取ってしまう力でした…。小さな町を揺るがすひき逃げ事件、女子高生殺人事件、知り合いの逮捕騒動…不思議な能力を持つ少女が浮かび上がらせる事件の真相や、悲喜こもごもの人間模様。現代人がいつの間にか忘れてしまった大切な何かが心に届く、心温まる連作短編集。
著者について
1963年大阪府生まれ。慶應義塾大学卒業。出版社勤務を経て、2002年「フクロウ男」でオール讀物推理小説新人賞受賞。03年「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞、05年『花まんま』で直木賞を受賞。他著に『かたみ歌』『いっぺんさん』『スメラギの国』などがある。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。
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by emabag | 2015-02-03 20:36 | | Comments(0)
内容(「BOOK」データベースより)
触れるだけで相手の命を奪う恐ろしい手を持って生まれてきた少女、自分を殺そうとする父から逃げ、山賊に拾われた男、幼き日に犯した罪を贖おうとするかのように必死に悪を糺す同心、人々の哀しい運命が、謎の存在・金色様を介して交錯する。人にとって善とは何か、悪とは何か。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
恒川/光太郎
1973年東京都生まれ。2005年、「夜市」で第一二回日本ホラー小説大賞を受賞。書き下ろしの「風の古道」を併録した『夜市』は第一三四回直木賞の候補となる。独特の幻想的・民話的世界観で読者を魅了する作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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いつもはなんかご近所の不思議な話・・みたいなのですが今回は時代劇・・・プラスSFみたいな感じ。

すごくおもしろかったです。
できれば私としては現代物の方が好きだけど・・でも読んでみて、すぐ別世界に連れ込まれ
ぐいぐい読めました。

私はどちらかというと時代劇とか苦手なんですが、なんの抵抗もなくあっという間に読めた。

表紙の絵も素敵です。


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内容(「BOOK」データベースより)
ヨマブリと胡弓の響き、願いを叶えてくれる魔物、ニョラの棲む洞窟、林の奥の小さなパーラー、深夜に走るお化け電車、祭りの夜の不吉な予言、転生を繰り返す少女フーイーが見た島の歴史と運命とは―。
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読んでる時はおもしろいのに読み終わったら、夜明けに見た夢のようにすっかり忘れてしまったという・・・なんか不思議な本でした。

忘れてしまったとはいえ、おもしろかったです、

夜のパーラーの話なんて、怖いけど絵本化してほしい。

本当に・・なんか、白昼夢か夜明けの夢か・・・つかんでは消える煙のような

儚いお話でした。


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内容紹介
満開の桜の下の墓地で行き倒れたひとりの天使――。昏い時代の波に抗い鮮烈な愛の記憶を胸に、王寺ミチルは聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す。愛と憎しみを孕む魂の長い旅路を描く恋愛小説の金字塔!

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これは・・・どうやら3部作のようです。

知らないで読んだので前作の2冊は未読です。

中山可穂さんはとにかく文章が美しくて・・・ところどころこれはすごい!と思う箇所には赤線引きたくなります。

・・・・で、いつもそうなんですがこの人の本読むと勝手にキャスティングしたくなります。

王寺ミチル /キャサリン・メーニッヒ

久美子  / 鷲尾いさ子

トオル /仲村トオル(名前で連想しただけじゃなくてほんとに)


まさにこれにか思い浮かびませんでした。




・・・・でも、まあ、この話はすばらしいです。
読み終わった後、感動でじ〜んてなりました。
レズビアンの世界はリアルにはわからないですが・・・
男女の愛とはどっか違ったものがありそうです。
暴力とか・・猛々しいものとは全く違う次元のものなんだろうなあと推測してます。








でも・・・本当にこの人の本は・・はじめて手に取った時レズビアンの話とは夢にも思わなくて
読んでるうちに「・・・??なんかおかしい」と思い・・
途中で「あれ?・・・・もしや・・男女の話じゃないのか????」と気がついた時の衝撃は忘れられません・・。


ちなみにはじめて読んだのは「マラケシュ心中」です。
勝手に男女の不倫騒動の話だろうかと思い込んで読んでました。
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by emabag | 2015-01-01 22:29 | | Comments(0)

遠野物語

遠野物語・山の人生 (岩波文庫)

柳田 国男 / 岩波書店



遠野物語・・・・・

私は基本的に日本のドロドロした土着的な怖い話とかまあ、好きなんですが
日本の歴史とかが苦手なのであまりこういう本は自分から進んでは手に取らないです・・・

とはいえ、読む機会に恵まれたので読んでみました・・。


結果的にはおもしろかったです、でもわからない感じとか言葉とか多くてわからないとこはしょりました。

気が狂ったり何かに取り憑かれたり・・惑わされるかなんかして、昔の人はよく山に迷い込み
帰ってこなくなったそうな。
・・・で、数十年ぶりに変わり果てた姿でひょいと現れたりするとか。

たぶん現代でいう鬱とかだったんじゃ・・と思うんですが
当時はこういう神隠して多かったんですね〜

なんか暗くて不思議なイメージのアイデアの宝庫のような一冊です。
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by emabag | 2014-03-13 17:32 | | Comments(0)

怖い絵

怖い絵

中野 京子 / 朝日出版社


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絵画の解説とかって苦手というか、なんか小難しそうだなていう印象あってあんまり読んだことなかったです。

でも・・・この本はおもしろかったです。

ドガの踊り子の絵の中にいる男性の存在なんて気にしたことなかったけど
どういう人なのかってわかったら・・・確かになんかゾクリとするものありました。


特別な知識ない人でも単純に楽しめるよう、ものすごくテンポの良い文章で書かれてました。
本当に何百年も前の絵画の世界を旅してるような不思議な気持ちになれました。

私は勉強嫌いなのとものぐさなので・・美術館とか行ってもけっこう感覚だけで見ちゃって終わること多いのですが・・
この本を読んでみて本当に知識って大事だなあと思いました。

無知とは・・・恥ずかしいとかいう前に、人生を損してる!ということなのでしょう・・。
知識があるということは人生が倍楽しい!ということなんでしょう・・・・

絵画ひとつとっても、作者の生い立ちや時代背景を理解できたらこんなにおもしろい世界が広がるんだなあ〜と・・。

・・・昔、学校でぽかーんとしてて授業中んなんも聞いてなかったぶん、今からでもちゃんといろいろ勉強しよう・・・と思いました。
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by emabag | 2013-04-30 22:11 | | Comments(0)

朝日のようにさわやかに

恩田 陸 / 新潮社



いのちのパレード

恩田 陸 / 実業之日本社



恩田陸さんの短編好きなんですが、ツボなものといまいち合わないものとあります。

みどりおとこ
冷凍みかん
卒業
SUGOROKU
スペインの苔

とか好きです。
あとまだいいのあったかも・・手元にないので思い出せないけど・・
2冊ともおもしろいのが入ってたので良かったです。

摩訶不思議、ホラー、ユーモア。切なさ
いろいろな要素あったです。
よくこんなこと思いつくなあ〜ていつも思います。

短編なので好きなのはじっくり読んでいまいちなのは飛ばせるのが気楽です〜


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土の中の子供

中村 文則 / 新潮社



暗く悲しい辛いさみし〜話だったです・・・・・。


子供時代というのは幸福でないといけないと思いました。
私は子供好きじゃあないけど・・・・・・でも
子供というものはやっぱり幸せに暮らしてってほしいもんだと思います。
楽しく遊んで、愛情受けて、安心できる環境で育ってほしい・・・です。

子供時代が幸せだと・・たぶん後の人生、生きてくのが楽になると思います〜
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by emabag | 2013-03-15 22:43 |

705号室ホテル奇談

705号室 ホテル奇談

塔山 郁 / 宝島社



内容としては・・・・
まあまあ普通に楽しめます。
悪くないです・・・映画化したら楽しいんじゃないかなあ〜
あんまり期待しないで読んだので、ちょっとうれしかったです。

私はホテルに泊まるの好きなんですけど霊感がないので
こういう経験ないです。
でも一度いわくつきの部屋とかで寝てみたいなあ。


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これは・・・映画だと衝撃のオチがあったけど原作ではないんですね〜
ちょっと残念。
内容はえぐいので読むと落ち込みます〜

虐待もされず、普通に子供時代を送ることができる子は幸せですね・・・
世界中には悲惨な目に遭ってる子がたくさんいるんだろうなとつくづく思いました。
まあ、フィクションだと書いてあったけど・・妙にリアルで生々しい。
子供がかわいそうな目にあう描写がOKな人にはいいけどそうじゃない人は読んだらダメです〜!

ちなみに私は動物がかわいそうな目に遭う話はいっさい苦手で読まないですが
人間の子供のことなら平気で読めます・・・。

闇の子供たち (幻冬舎文庫)

梁 石日 / 幻冬舎



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by emabag | 2013-03-15 00:08 |

Y氏の妄想録

この本読んで一番思ったことは主人公の風貌がまったく想像つかないこと・・・・
映画化とかしたら俳優誰がやるんだろう~
無能で出世できなかったぼう~っとしたオッサンなのかな・・と思いきや衝動的に人を殺したり
なかなか精力絶倫???だったり・・・でも妄想なのかな・・。


一気に読めるおもしろい話だったけど
最後まで主人公のYさんの顔が想像できなかったです。

それがもやもやします。
はっきり顔が見たい!

Y氏の妄想録

梁 石日 / 幻冬舎


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by emabag | 2013-02-18 21:51 |