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わくらば日記



読んでてどこか懐かしい(私生まれる前の時代のことですが)感じです。

私も小学生の頃、おばけ煙突のことを先生から教えてもらってすごく不思議な気持ちになったのを覚えています。友達の住んでる団地の五階からおばけ煙突が見えました。
なぜかその友達の勉強机の棚に漫画雑誌「りぼん」が並んでいて年号が「1987年」と書いてあるのをはっきり覚えてます。


この小説の設定は昭和30年代だったっけ・・だいぶ昔のことです。
続編があるのかなあ?ちょっと中途半端なところで終わってます。

私も40近くなってきたので・・・

こういう子供時代の遠い思い出を描いたようなものを読むと切なくて胸がきりきりっとしてくるような・・・でも人生っていいなああと温かくなるような・・

微妙な狭間にいる気がします。

続編あるならたのしみ〜





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内容(「BOOK」データベースより)
昭和三〇年代。当時私は東京の下町で母さまと姉さまと三人、貧しいながらも仲むつまじく過ごしておりました。姉さまは、抜けるように色が白く病弱で、私とは似ても似つかぬほど美しい人でしたが、私たちは、それは仲の良い姉妹でした。ただ、姉さまには普通の人とは違う力があったのです。それは、人であれ、物であれ、それらの記憶を読み取ってしまう力でした…。小さな町を揺るがすひき逃げ事件、女子高生殺人事件、知り合いの逮捕騒動…不思議な能力を持つ少女が浮かび上がらせる事件の真相や、悲喜こもごもの人間模様。現代人がいつの間にか忘れてしまった大切な何かが心に届く、心温まる連作短編集。
著者について
1963年大阪府生まれ。慶應義塾大学卒業。出版社勤務を経て、2002年「フクロウ男」でオール讀物推理小説新人賞受賞。03年「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞、05年『花まんま』で直木賞を受賞。他著に『かたみ歌』『いっぺんさん』『スメラギの国』などがある。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。
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by emabag | 2015-02-03 20:36 |


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