内容(「BOOK」データベースより)
死者と生者のあわいを描く、幻想怪奇小説集。 これこれこうだから、こうなんですよ!! っていうようなはっきりしたオチとかじゃない、ジワリとした怖さです。 小池真理子のこの手のオチは何回も読んでるのにまたしてもゾッととする「岬へ」。 頭の中で映像化しながら読んでると一番怖かったのは「座敷」です。 CG使わないで短編映画にしたらいいなあ・・ 「同居人」も最後あたりゾッとする。 そんなたいした話じゃないけど描写がリアル。 「うわあああ」ってなります。 ラストの「還る」は泣ける。 私は幽霊見えなくてよかった・・・。 イタズラ好きな座敷童っぽいのとか優しくて愛に満ちたスピリットなら見たいけど。。。 悲しみとか怒りとか抱えた霊って・・うつむいてたりしてじ〜っとしてそうなので 見たくないな〜 でも、そういう幽霊の存在を思うと、今現在、本当に自分が生きてるってすごいなと思います。 与えられた命というチャンスを最大に生かして、この人生をしっかり生き抜きたいと しみじみ思いました。
by emabag
| 2016-03-23 22:03
| 本
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